18日(水)北区では新聞を活用して授業を行う「新聞大好きプロジェクト」に取り組んでいます。その一貫として、北区立小中学校を対象に「比べて読もう新聞コンクール(教育委員会等主催)」を毎年実施しています。赤岩中では今年度もコンクールに全学年が参加する予定です。
今日は事前学習として、1年生で「新聞読み方授業」を行いました。講師の先生は、教師になる前に新聞社に20年以上勤めていた日本語学級の山本先生です。前半は、新聞紙面の構成や記事の読み方など、新聞の基礎知識についての説明でした。後半は、記事の中身や内容に関する話でした。新聞社によって記事の内容や考え方に大きな違いがあることを、「選択的夫婦別姓」の問題を取り上げて説明していただきました。
「比べて読もう新聞コンクール」では、その記事を自分が選んだ理由と、記事を比べることを通して、自分で調べたこと、自分の考えや提案、わかったことなどを作文にまとめて表現します。生徒にとっては少々むずかしい課題になるのかもしれません。しかし、取り組みを通して読解力や思考力、表現力を高め、社会問題への関心を広げることにつながるはずです。